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門田稲荷神社とみたま

さて、織姫神社を紹介したからにはこちらも紹介しないと。
みたまことたまちゃんの方、門田稲荷神社。
ひめたま公式サイトの紹介にもある通り、門田稲荷神社は下野国一社八幡宮の境内に鎮座する神社。

kadotainari1009191.jpg
(2010年9月時点の門田稲荷神社。ポスターが社殿に貼り付けてある。)


大きな地図で見る

門田稲荷神社のご祭神は倉稲魂命。
京都伏見稲荷大社の主祭神と同じ神様で、詳しくは…まあ後ほど機会があったらそちらに譲るかな(汗)
それだけでも長くなりそうなので…。
とりあえず京都伏見稲荷大社の社伝に拠れば、稲荷の神が稲荷山に降り立ったのが和銅4(711)年の2月初午の日だったといわれるため、2月初午が稲荷神社の縁日とされることは押さえておこうか。

kadotainari1102081.jpg
(2011年初午(2月8日)時の門田稲荷神社。絵馬や奉納物の整理に伴い、一部の幟も降ろされていた。)

今年(2011年)は2月8日が初午だったため、この日に門田稲荷神社でも例祭が行われた。
自分も様子を見に行ったのだが、生憎時間の都合でほんの十分ほどしか様子を見ることはできなかったが…。

kadotainari1009192.jpg
(2010年9月時の幕に描かれていた宝珠紋。)

なお、門田稲荷神社のご神紋は宝珠紋。
これは稲荷神社に広く使われている文様で、一説には宝珠が稲荷の神の使いである狐の尻尾の形に似ているために用いられているとか。
(掘り下げると稲荷神社と狐の関係とか、重い話になるので今回はパス。)
この文様は、織姫神社のご神紋がひめちゃんの肩のケープに描かれているのと同様、たまちゃんの腰部から垂れ下がっているピンクの布にも描かれている。

次に門田稲荷神社の歴史について自分で調べた限りのことをメモしておこうと思う。
それを紐解くには八幡宮の記録から見るのが手となるだろうか。
その記録に拠れば、(現在?)境内には7つの末社があり、その1つの稲荷社に明治45年5月、字宮前の稲荷社(俗称縁切稲荷)を合併したという記録がある模様。
…ん? 末社の稲荷社に字宮前の稲荷社を合併した?
どうやら、現在八幡宮の境内に鎮座している門田稲荷神社は、元々は二つの稲荷神社だったらしい。

以下に整理してみよう。

  • 一つは、八幡宮より南西の門田郷にあったという稲荷神社。
    こちらはその土地の名前から「門田の稲荷」とも呼ばれたそうだ。
  • もう一つは、宇宮前という場所にあった稲荷神社。
    こちらは俗称「縁切稲荷」と呼ばれていた。

つまり、現在の門田稲荷神社は、名前は門田郷の稲荷神社を引き継いでいて、縁切のご神徳は宇前宮の稲荷神社のものを引き継いでいるようだ。
傍から見れば、上手い具合に混ざっているなぁ、とも思わなくもない。
ちなみに補足しておくと、神社を合祀したり、境内社の統合を行ったりすることはそんなに珍しいことではない。
(といっても大体は明治の区画整理によるもの。そのため、個人的には近年の神社の歩みはわりとごちゃごちゃになっていたりする気がしないでもない…)

雑談ついでに気になったことを一つ。
先ほど、八幡宮の末社が7つと述べたが…門田稲荷神社に、八坂神社。それに門田稲荷神社への参道左に石祠が鳥居横と石橋横にそれぞれ2社、1社。
これで合計5社。
あれ…7社あったっけ?
もしかすると、記録より後に石祠が古くなったりして統合したりしてしまったのだろうか?
八坂神社の額が掛かった建物の中は神輿だけだったと思うし…少し気になるところ。


…さて、話題を次の話題に移そう。
ひめちゃんは桜が好きなようだが、一方のたまちゃんの好きな木は「椿」ということになっている。
…ここで疑問に思う。門田稲荷神社に椿の木などあったっけ…?

このことが気になったので、年末くらいから何度か参拝ついでに境内を散策してみた。
自分は植物や木は詳しくないので、その道の方からすると「何故、一度目で見つからないのか?」とお叱りを受けそうだが…(汗)

kadotainari1101291.jpg
(2011年1月下旬に撮影した鳥居横の椿の木。)

何のことは無く、一番目立つ…門田稲荷神社の表の鳥居のすぐ横に立っている木がどうやら椿らしい。

裏手の方にも常緑樹はたくさんあるのだが、山茶花もあるので紛らわしい。
ちなみに鳥居の列の左手にたくさん生えているのはおそらく全部榊。
榊は神様が宿る木とされているので、神社の境内には相応しいものといえると思う。
個人的な我侭だが、参拝時には、そういった神社ならではの雰囲気も感じて頂きたいかな、と思ったり。

kadotainari1102131.jpg kadotainari1102132.jpg
(2011年2月13日撮影の門田稲荷神社。ひめちゃん・たまちゃんがお出迎え。)

それと、二週間前のたまちゃん誕生日前日祭のときに八幡宮の宝物殿を覗いてみた。
上杉謙信の書状や、備前国長船もあったという事実を今まで知らなかったので驚いた、というのが正直な感想。
門田稲荷神社に関しては、男女が背中を向け合う絵柄という、縁切を思わせる古い絵馬もあり、その絵馬が書かれた時代の習俗に思いを偲ばせることもできたと思う。

一時期(少し前)は縁切り稲荷として報道されたことから、神社横の絵馬掛けには、正直なところ目を伏せたくなるような内容の絵馬も見受けられたのだけど…たまちゃんの絵馬で少しでも雰囲気が和らげば良いかな、とも思う。
あまりそれで大きく騒ぐ、というのも一般の参拝客の方々への配慮を考えると是々非々というほど素直にはなれないので、自分としては正直複雑な心境でもある…。

なお、絵馬掛けには絵馬に混じって底に穴を開けた柄杓も奉納されていた。
これはおそらく、癪(しゃく)除けの願掛けのものだろうか?
癪はさしこみとも言い、胸~腹部に起こる激痛全般のこと。原因は様々でも、胸や腹の痛みという症状で昔は一括りにしていた様子。
この癪が「抜ける」ように、という願いで、癪(しゃく)と同じ読みである「杓」、つまり柄杓の底を「抜いて」奉納する風習が昔は見られた。
(他に柄杓の底を抜いて奉納する風習は安産祈願にちなむものも存在するが、縁切りの神社で安産祈願の願掛けをするかなぁ、というのが疑問。
また、縁切りはたまちゃんの説明にもあるように悪いものとの縁を切る、つまり病気との縁切り、という願掛けが考えられるので自分としては癪除け祈願ではないかと勝手に想像。)

ちなみに、この風習と同じものは八幡町よりずっと南東の高松町にある八幡宮(癪除八幡宮)でも見られる。


あと、初午に関して個人的に気になることがあって門田稲荷神社を訪れた際に授与所に並んでいた神札やお守りを眺めて気付いたこと。
八幡宮の授与所では門田稲荷神社の神札も初穂料1,000円~で頂くことができるようだ。

参考文献:
『下野国一社八幡宮パンフレット』
『下野国一社八幡宮「足利の文化財一斉公開」パンフレット』
『Wikipedia (ウカノミタマ伏見稲荷大社初午)』
『足利の伝説』 台 一雄著 岩下書店 S.46
『栃木県神社誌 神乃森 人の道』 栃木県神社庁編集発行 H.18


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さて、恒例の妄想タイム。
門田稲荷神社は門田にあったものと、宇宮前にあったものを合祀したということだった。
そこから発展させると…
「もしかすると、たまちゃんとシロ吉はそれぞれ門田と宇宮前の別々にいたのでは?」
とも考えられなくはないかなーという個人的妄想。
そしてそれを仮定するなら、合祀される際に二人が出会った、というストーリーも考えられるのでは?
とも。
さらに話を進めると…直感的に見ると、
縁切りの力を持つたまちゃんが宇宮前の稲荷神社で、シロ吉が門田の稲荷神社にいたのかもしれないなぁ、とか。
正直このネタだけでも結構色々話は描けるのではないか、と思う。
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名前について:kagasea (kagase@とも。ここでは@が使えなかったのでkagasea。読み方はどちらも「かがせあ」で。)

経緯:ひめたまが始まってわりとすぐ(2010年夏の花火の頃)から知ってはいたものの、ずっと静観していた人間。関連イベントにはちょこちょこ足を運んでみたりして徐々に染まって行きました…。

補足:元々ゲームなどの設定の元ネタを発掘するのが趣味で、その関係で神社や仏閣の知識もほんの少しだけある(と思います)。
その辺から色々妄想したりしてネタを書き留めていきます。

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