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長石の伝説 (足利の民俗)

「昔 湯の沢の奥に 二個の牛の形をした岩があった。 これを牛岩(うしいわ)と呼んでいた。或る年 一人の石工が 片方の牛岩をとったとき 石から血が流れたと伝えられている もう片方の牛岩は永久保存石と言われて残っている」
(書き手:新井洋子、萩原敏子、田島正美)

参考文献:
「松田の伝説」(湯の沢)『三和地区郷土研究 第5部 伝説篇増補』 足利市立三和中学校郷土研究班 S.41

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雑記:
牛岩→永久保存石、に名前が変化。「永久」は良いんだけど…「永久保存石」と言われると俗っぽく聞こえてしまうのは何故?
あと、タイトルの「長石」は本だと「ながいし」とルビが振ってあるが、「なげし」の方が正しいらしい
最後に、牛の形の岩と言われると少し天神様のことが脳裏を掠めるが…明記されてないし多分関係かな、と…(汗
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だるま杉 (足利の民俗)

「昔 湯の沢の奥の峠に一本の杉の木があり 遠く太田 小泉あたりから見ると だるまそっくりに杉の木が見えたので 人呼んで「だるま杉峠」と言った その杉も或る年の山火事でおしくも焼けてしまって根だけが今は残っている 人々はそれをおしんでその側に新しい杉を植えた」
(書き手:柳田耕作、新井洋子、池森さと子)

参考文献:
「松田の伝説」(湯の沢)『三和地区郷土研究 第5部 伝説篇増補』 足利市立三和中学校郷土研究班 S.41

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雑記:
峠の名前が残ってるため、地元の方にもわりと知られた存在らしい。…しかし、太田や小泉から(だるまの形で)見えるってかなり大きくない?

たぬきじゃく (足利の民俗)

「昔 大だぬきが山又山を歩き回っていたが ある山の頂上へ来た時 のどがかわいて胃じゃくを起してしまった そこでたぬきは大声で「水がほしい」とさけんだ そしたらとつぜん山の頂上から水が湧きだしたということです 今でもその山の頂上からは きれいな水が湧き出ている そこを たぬきじゃくと言っています」
(書き手:湯沢好雄)

参考文献:
「松田の伝説」(湯の沢)『三和地区郷土研究 第5部 伝説篇増補』 足利市立三和中学校郷土研究班 S.41

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雑記:
狸があたかも人のように描かれてる(胃じゃくを起こす、大声で欲求を叫ぶ(まず言葉を発することができる時点でただの狸ではない)など)ため、化け狸の類いの話と考えられるが、明記されてないし妖怪譚ではなさそう。

地蔵菩薩の列挙 (足利の民俗)

足利には伝承・言い伝えを伴う地蔵様が多く見られる。
そこで、そうした地蔵様を以下に列挙する。長文になるため、勝手ながらそれぞれの仔細については省く。
  • お化け地蔵(竹光で首を斬られた) [五十部町]
  • 黒地蔵(豆腐買い) [田島町]
  • 捨子地蔵 [大沼田町・鷹巣町]
  • 子育地蔵(六角の朴(ほお)の木に祈願) [福居中里町、宝福寺]
  • 勝軍地蔵 [大久保町、竜雲寺]
  • 乳房地蔵 [岩井町]
  • 耳だれ地蔵 [福富町]
  • 鎧地蔵 [名草中町、金蔵院]
  • 咳地蔵(襷) [緑町一丁目、福厳寺]
  • 首無地蔵 [東砂原後町]
  • 首斬地蔵(夏烏で斬られた) [並木町]
  • 荒縄地蔵 [上渋垂町]
  • 手伝地蔵 [利保町、持宝院]
  • 麻疹地蔵 [百頭町、地蔵院]
  • 一本松地蔵 [寺岡町]
  • 火呼び地蔵 [助戸新山町]
  • 念仏地蔵 [百頭町]
  • 疣地蔵 [足利郡山還村大字田中]※大正7年当時の地名
  • 牛裂地蔵 [鑁阿寺の南西]※今は現存せず
  • 日限り地蔵 [通7丁目、常念寺]※この他にも各所にあったとのこと


参考文献:
『足利の伝説』 台 一雄著 岩下書店 S.46
『続 足利の伝説』 台 一雄著 岩下書店 S.59三版
『続々 足利の伝説』 台 一雄著 岩下書店 S.53
『郷土趣味』第四号「足利に於ける郷土趣味の研究」中「足利地方の地蔵尊」(p.10-11) 丸山 瓦全著 郷土研究社 1918 (『復刻版 郷土趣味』第一分冊 岩崎美術社 1984 に収容されたものを参照した)

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雑記:
伝承・言い伝えを伴う地蔵様だけでもこれだけの数があるというのは中々…。地蔵様は全国各地で信仰されているので、珍しくはないのかもしれません。
とはいえ、いざ数を並べてみるとその数の多さに驚きます。
なお、全国的にも見られる「首の無いお地蔵様」のパターンですが、上記に列挙したものの中では
  • お化け地蔵(竹光で首を斬られた) [五十部町]
  • 首無地蔵 [東砂原後町]
  • 首斬地蔵(夏烏で斬られた) [並木町]
が該当。やはりあるものです。

盗賊除 (足利の民俗)

三角形の堅木の薪を三本、三角に結んで正月庚申の夜に人が気付かないように軒先に掲げておくと盗賊除けになるという。
この盗賊除けは石川五右衛門直伝という。

石川五右衛門 - Wikipedia

参考文献:
『郷土趣味』第四号「足利に於ける郷土趣味の研究」中「足利土俗雑記」(p.12) 丸山 瓦全著 郷土研究社 1918 (『復刻版 郷土趣味』第一分冊 岩崎美術社 1984 に収容されたものを参照した)

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雑記:
ルパン3世の登場人物にその子孫が登場することでも有名な阿須地桃山時代の盗賊・石川五右衛門から直伝…盗賊から盗賊除けが直伝されるってどういうことなんでしょう?(これは参照元の書物でも「愈々珍である」とコメントされてますね)
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経緯:ひめたまが始まってわりとすぐ(2010年夏の花火の頃)から知ってはいたものの、ずっと静観していた人間。関連イベントにはちょこちょこ足を運んでみたりして徐々に染まって行きました…。

補足:元々ゲームなどの設定の元ネタを発掘するのが趣味で、その関係で神社や仏閣の知識もほんの少しだけある(と思います)。
その辺から色々妄想したりしてネタを書き留めていきます。

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twitterもやっています。
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